日本×北朝鮮 | スポーツの王道

日本×北朝鮮

日本、W杯最終予選初戦は北朝鮮に辛勝
 9日、2006年W杯最終予選初戦の日本対北朝鮮戦が埼玉スタジアムでキックオフを迎え、日本はロスタイムの大黒のゴールで2対1と競り勝った。

 開始早々4分、小笠原がFKを直接沈めて先制した日本だったが、61分、北朝鮮に同点弾を許す。そのまま試合は進み、1対1の引き分けに終わるかに思われたロスタイム、大黒が決勝弾を押し込み、日本は土壇場で勝利をものにした。

■ジーコ監督、試合直後のコメント
 北朝鮮は固いマークからのカウンターでわれわれ苦しめた。われわれもいい形を作り出せたし、最後まで試合を捨てない、強い気持ちが2点目を生んだと思う。自分たちがリードされているような感じだった。後半1点入れられても気持ちで負けなかった。落ち着いて自分たちのサッカーをする精神が最後まで保てた。(次のアウエーのイラン戦は)今終わったばかりなので……。アレックス(三都主)と田中がカード累積で出られないのでまた考えます

■大黒、試合直後のコメント
 結果を出したかったので、使ってもらって感謝しています。シュートを打とうと思っていた。いいボールを福西さんが落としてくれたので、いいシュートを打てました。下が濡れていたので、転がして浮かさないようにして入れようとしたら、うまく入ってくれたのでよかったです。チームにとって初戦だったので、力になれてうれしいです。イラン戦のイメージはまったくないが、出してもらったら点を取れるようにいい準備をして、練習から集中してやっていきたい

■宮本、試合直後のコメント
 最後にああいう形で決められたのはラッキーだったと思うし、残り5試合も厳しい試合が続くと思っています。(同点に追いつかれて)ディフェンスはこれ以上失点をしないようにと、それしか考えていなかったです。この勝利でもっとチームがひとつになれたと思うし、やるべきこともたくさんあるから、またしっかり頑張りたいと思います

■小笠原、試合直後のコメント
 最低限の結果は出せたかなと思います。自分自身はプレッシャーは感じなかったが、やってみてなかなか簡単には勝てないなと思いました。早い時間帯に点を取れたのはよかったが、その後ミスがあったりうまくいかないときがあったので、最後に勝ててよかった。これからが本当に大事だと思うので、勝ち点を重ねられるように頑張りたい (yahoo news)